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BABYMETALとかの音楽。

BABYMETALを通じて、メタル、R&R、パンク、ソウル、ファンク、ポップスなど世界の美しい音楽を紹介します!

SU-METALの歌は!

私は、当然ながら歌を聴くのも好きです。

 

ご多分に漏れず、スティービー・ワンダーが好き。最近亡くなったジョージ・マイケルはずっと私にとってのアイドルで、ビリー・ジョエルと並んで、白人では最高峰の歌を歌う人だと思ってる。これら3人は明らかにソウル系の歌ですよね。

今まで聴いてきた音楽の割合は洋楽の方が多いけど、ハマって聴きまくるのは日本のアーティストが多い。

その理由は、

1.海外と比べ、売れても創作活動が衰えないビッグアーティストが多い(桑田佳祐山下達郎松任谷由実など)

2.音楽性にオリジナリティーはなくとも、物作り大国なだけあって、曲作りは職人気質的にうまい(個人的な意見)。

3.日本語の歌が聴ける。

と、こんなところだろうか。

「洋楽、英語こそベスト」と考えていた若かりし頃は、「なんで日本語はこんなにも音楽に合わないんだ!WeirdなLanguageだぜ!!!」などと思っておりました。

 

しかし、ブランキースピッツで日本語の歌詞の奥深さを思い知らされると、なんで俺は我が国の言葉の良さをわからなかったんだ!と思ったものです。(ちなみにスピッツ草野正宗ブランキーベンジーが大好きであり、ベンジースピッツは素晴らしい音楽だと認める発言をしている。)

 

でも、私は思うのです。

日本人の歌は骨格や声帯などから、外国人の歌には絶対に勝てない高い壁がある、と。

アジア人だから、ではないと思う。

過去に知り合いに無理やり連れて行かれた韓国人の男性歌手(あえてアーティスト名は言いませんが・・・)のコンサートを見てぶっとんだ思い出があります。

 

「日本人にここまですごい歌を歌える歌手は絶対にいない・・・」と。

声域は下から、めっちゃハイトーンまでまんべんなく出ており、全帯域に渡ってめちゃくちゃ太い声。全身を振り絞るような歌唱で、感動できる熱い歌だった。

ぶっちゃけ私は韓国のアーティストには興味ないし、韓国語の歌詞もわからないし、音楽的に良いと思ったわけでもなかった。

でもそこで生で聴いた歌は、白人や黒人に全くひけを取らないものだった。

 

いわゆる現在のK-POPのアーティストも、みんな歌は一定の水準に達しており、かなりうまいんじゃないかなと思う。よく知らんけど。

少なくとも、日本のアイドル(BABYMETAL除き、EXILE含む)の歌なんか足元にも及ばないだろう。

 

私が大好きかつ、日本で一番歌がうまいと思っている久保田利伸でさえ、外国人と同じ土俵に立つには少し弱いと思う(声が若干細い)。

 

そんなわけで、残念ながら私はもう、日本人に「歌のうまさ」はもう期待していない・・・。外国人の友達に、「この日本人は歌うまいよ」と自信を持って推薦出来るシンガーはいない。

 

しかし、ロックとなると話がちょっと変わる。

Bob Dylanがうまいのか?Carole Kingは?ミック・ジャガーは?モーターヘッドのレミーは?オジーは?・・・・

となるわけです。

ロックには「うまくなると出せない味」があると思うから。

しかし、リズム感(とタイム感)の良さは必須。これがないとただの素人になってしまう。

要するに、正確なリズム感を備えたジャイアンだけが、デス声のシンガーという称号が得られると。

 

日本人の歌はリズムが悪い。これも、言語や骨格・体格などから来る、深刻な問題と思う。

さらに、日本のリスナーは歌のリズムを圧倒的に軽視しすぎではないかと思う。

特にアイドルの歌はひどい。

日本人は演歌や歌謡曲などの影響から、「とにかく語尾は伸ばしてビブラートを掛ければよい」と思っている歌手、またそれが良い歌だと思っているリスナーが多すぎる。

おまけに、日本人特有の悪癖「しゃくり」で音程まで悪い・・・。

「うまいけどカッコ悪い歌」と、「下手だけどカッコいい歌」との違いはそんなところにあるのだ。

こんなこと言う自分の歌もリズムは悪くて、なかなか矯正出来ないひどい歌だから、余計にそう思うんだけど。

 

英語の曲を歌うと、嫌でも語尾をスパッと切っていかないと歌えないんですよね。

もちろん、ただ短く切るんじゃなくて、リズムに乗った「適切な長さ」で切るんだけど。(言うのは簡単だが、歌のリズムはブレスとも密接に関係してるから、日本人がキレのいいリズミックな歌を習得するのは難しい。)

 

最近の例を挙げると、矢沢永吉の娘の歌には失望した覚えがある。

私が昔好きだったNEATBEATSが曲を手掛けていたこともあり、曲はR&Rしてた。そのためある程度の興味を持って観たけど、歌は素人のカラオケレベルだった。

別に矢沢永吉は好きなアーティストってわけではないんですが、矢沢の娘でこんなレベルなのか・・・と、日本の音楽業界の体制を嘆いた。ちゃんと教えられる人が、出来るまで教えてあげればいいだけなのに・・・と。

 

相川七瀬のデビュー前の話で、織田哲郎に「絶対にビブラートを掛けないよう」徹底的に矯正されたという話を聞いて、さすがロックを知ってるなあって思った。

 

個人的に日本の歌手で一番凄かったと思うのは、全盛期のNOKKO(レベッカ)です。リズムの良さはもちろん、外国人に負けない「唯一無二の凄い歌」を歌ってたと思う。

www.youtube.com

ちなみにこの「のっこ」名義のソロ作、良いです。素朴な演奏と歌が泣ける名盤です。この頃の彼女の声にかつてのパワーは無いが、味わいがあって良い。是非聞いて欲しい。

 

ベランダの岸辺

ベランダの岸辺

 

 

 

しかし、NOKKOも、桑田も、氷室も、山下達郎とかもそうだけど、加齢で声が衰えて来ると息が弱く、声は細く甲高くなって、声をスパッと切ることができなくなってくる=リズムがベタッとなってしまうのが悲しい。本人はそうしたくても、もう出来ないのだ・・・。

 

前置きが非常に長くなりましたが、SU-METALの歌を聴いてまず驚いたのは、「まっすぐな歌」ってこと。

ビブラートとかでごまかさない「ナチュラルな、強い声」。

当然欧米人に比べると、息は浅く声はか細いし、高音では音程もフラットしがちで危なっかしい。

でも、不足を感じない。

慣れの問題もあるかも知れないが、少なくともBABYMETALにおいて彼女の歌は100点満点をマークしていると思えるので、安心して聴ける。

あえて言えば、2ndのシンガーとしてより成熟した声より、1stの「ドキドキモーニング」や「いいね」、「紅月」などで聴かせるハイトーンの「ギリギリ感」及び「声の若さ」の方に惹かれるというのが、音楽の難しいところだ。

 

しかしSU-METALは「ライブでちゃんと歌える」(しかも激しく踊りながら!)ことが、唯一無二のセールスポイントである。より強靭な声になる事は命題であり必然。これからも彼女の成長を見守っていくとしよう。

 

↓このような動画を、俺が何回も観て、聴いて、感動してしまうって・・・・。どんなもんじゃい!!(by亀田兄)

 

www.youtube.com