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BABYMETALとかの音楽。

BABYMETALを通じて、メタル、R&R、パンク、ソウル、ファンク、ポップスなど世界の美しい音楽を紹介します!

メタルの先祖、ガレージロック。

CHURCH OF MISERYの記事を書いた後にふと思った。

これってガレージじゃね?

 

ガレージロックを定義すると、プリミティブ(原始的)なロックンロールということになるだろうか。

メタルとガレージロックは親戚であると言えるが、DATSUNSのようなメタルに近い音のバンドがいるのに対し(よくよく聴くと、そんなにメタルぽくなかった笑)、STROKESのようなパンク〜ニューウェーブの流れを汲んだバンドでは音の感触が全く異なる。

メタル一筋な方には全く受け入れられない音のバンドも多いだろう。

その境界線は、RAMONESではないかな。

 

 

ガレージロックが好きだった。

ミッシェル・ガン・エレファントの登場により、にわかに注目を浴びた日本のガレージロックシーンは、STROKES登場よりも前に、我が日本がその素晴らしさを発掘していたと思う。

ミッシェルはヘッドコーツなどのガラクタのような海外のB級バンドを至高の音楽として紹介した。そのニッチな音楽センスに驚いたものだった。

私が一番好きなバンド、ブランキーも解散前にはどんどんガレージ化していた。

 

ミッシェルに続けと出てきた日本のガレージロックバンドの中で、一番好きだったのがGYOGUN REND'S(ギョガンレンズ)という変な名前のバンドだった。

ドラムは下手だったが、ギター兼ボーカルの作るリフは傑作ばかり。歌メロもポップで、聴きやすい。モッズ的な要素もあって、素敵だった。

 

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中でもベーシストがとてもいい味出してた。

ZIGGYのベーシスト戸城のような、お笑い芸人的キャラクターで、彼のアホなMC(必ず語尾にハニーを付ける→サムクックからの影響らしい)でライブは最高に盛り上がったものだ。

神戸ではポートタワー、大阪では通天閣の先までビンビンにさせてくれた。

勢いに乗りメジャーデビューも果たした彼らだったが、その後2年ほどで解散した。

 

60's British Beatを現代に蘇らせたNEATBEATSも好きだった。彼らについては語ることが多くなるので、また次の機会に書こうと思う。

 

思えばガレージロックというのは定義がいい加減だ。

アメリカ人が自宅ガレージに集まって適当に演奏したローファイ音楽、が語源となる。

どんな音楽でも、エレキギター、ベース、ドラムさえあればガレージロックに成り得るのだから。

60年代に存在した名も無いようなバンドは全てガレージロックになってしまうのだが、始祖はやはり、アメリカのバンドMC5になるだろう。

1965年に発売された1stでありライブ盤"Kick Out the Jams"は、ガレージロックの名盤としてあまりに有名だ。

Motherf**er!!!!!

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それから月日が経ち、90年代。

日本のとあるパンクバンドが海外のフリークスに受けた。

TEENGENERATE (ティーンジェネレイト)だ。

バンド名からしてイカすだろう?

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爆音。

ただ荒削りにパンクしているだけのバンド。

衝動的、破壊的。カッコいい・・・・。

海外で多くのシングルレコードをリリースし、ライブハウスを廻り、あっさりと解散。小さな伝説と化した彼ら。「Smash Hits」などでその音に触れることができる。

B級パンクバンドの曲を乱暴にカバーする手法は、後のミッシェルに受け継がれた。

そのミッシェルが、まさかあそこまでビッグな存在になるなんて、当時の日本のシーンは良い意味で狂っていた。

日本のロックシーンがアメリカ・イギリスのそれとは全く別の物として動き始めた時期だと思う。

 

ギターウルフは現在も精力的に活動しており、ガレージロックの大ボスと言ってもいい存在だが、正直彼らの音楽は好みではない。大いにリスペクトはするが、メロディーの無い音楽は苦手だ。うるさいのは勘弁。

 

 

日本のガレージシーンが落ち着いた後は、海外でSTROKESのブレイクと共に、ガレージロックリバイバルが巻き起こった。

今でも海外にはガレージ系のバンドは多いが、基本的にガレージロックバンドは芸のないバンドである。

必然的に同じ曲調ばかりなのですぐネタ切れしてしまうし、かと言ってSTROKESみたいにピコピコ路線に迷走されるのはもっと望んでない。

ファッションパンクスみたいな物で、使い捨てされるのは宿命。

本当に豊かな才能が無いと残ってはいけないのだ。

一番成功したのがアメリカのWHITE STRIPESだろう。

だが、私の好みではなかった。あえて、乳しか見るべきところはなかったと言っておこう。

 

AC/DCと同じオーストラリア産のJETは、素晴らしいバンドだったと思う。

中でもiTunesのCMに抜擢された"Are You Gonna Be My Girl"(YOUTUBE) は、ガレージロック屈指の、奇跡の名曲と言っていい。

LENNY KRAVITZは90年代始めに70年代の音を蘇らせた、天才的なロックンローラーであったが、その音を白人の若者がバンドで鳴らすとこうなるのだ、という感じ。

ただJETは、R&Rではものすごく重要であるドラマーがいまいちだったと個人的に思う。

 

ここではあえて、違う名曲を貼っておこう。

これも最初から最後まで無駄な音が一切ない、完璧な曲だと思う。

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もう一つ皆様に紹介しておきたいバンドが、スウェーデンのHELLACOPTERS(ヘラコプターズ)だ。

スウェーデンは昔から、ジャンル問わず優秀なアーティストが非常に多く、日本のバンドに通ずる器用さを感じる。

HELLACOPTERSは初期には爆走型の、まさに典型的ガレージR&Rをやっていたが、徐々に哀愁を帯びていき、美しく素晴らしい曲を奏でるR&Rバンドへと昇華した。

後期アルバム(HIGH VISIBILITYBy the Grace of Godなど)にはまさに日本人好みの、感動の名曲がいくつかある。

 

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これがアメリカやイギリスのバンドだったら、もっと売れていたことだろう。

曲、演奏とも申し分ないが、特にドラマーが良い。

バタバタして、つんのめるリズム。

リンゴ・スターの系譜。

素晴らしい。

ちなみに中心人物であるボーカルのニッケはEntombed(エントゥームド)というデスメタルバンドで、鬼のようなドラムを叩いていた(1st「Left Hand Path」、2nd「Clandestine (密葬)」)。その才能に嫉妬。

 

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↑ちなみにこの2nd「Clandestine」では、ニッケがボーカルも兼任。1991年。

非常にややこしいが、ヘラコプターズのドラムはニッケではない。そう言えば、ポール・ギルバートのバンドRACER XのドラマーはJUDAS PRIESTに行って、ヘタクソなボーカルはBADLANDSですごいドラムを叩いてたなあ。ややこしい。

 

さーて、ここからが本題。

ここまで出来る限りバンド紹介を少なくコンパクトにまとめたが、まだ足りない。

明日へ続いてしまおう!